高松市は,四国の北東部,香川県のほぼ中央に位置する県庁所在都市で,北は国立公園の瀬戸内海に面し,南は緩やかなこう配をたどりながら,讃岐山脈に連なっています。 風光明媚な自然に恵まれ,これらと町のたたずまいがほどよく調和している全国でも有数の美観都市です。また,年間を通して気温較差は小さく,降水量の少ないのが特色で住みやすい都市です。 「高松」は鎌倉時代に開け始め,天正16年(1588年)豊臣秀吉の家臣生駒親正が玉藻浦に居城を築き高松城と名付けたことに由来し,生駒4代54年,松平11代220年を通じて城下町として栄えました。 明治維新の廃藩置県後,香川県の県庁所在地となり,明治23年2月15日に市制をしき,全国40番目の市としてスタートしました。 これまでに大正,昭和を通じ,6回にわたる合併で都市規模は拡大し,人口も昭和55年の国勢調査で30万人を突破しました。 恵まれた風土と地理的優位性を生かし,四国の中枢管理都市として発展してきましたが,特に昭和63年の瀬戸大橋開通や平成元年の新高松空港開港,平成4年の四国横断自動車道の高松への延伸などにより高松市を取り巻く環境が大きく変化する中,平成11年4月,中核市に移行しました。 さらに,瀬戸内海三橋時代を迎え,平成15年に高松自動車道が全面開通し,京阪神を含めた環瀬戸内海高速ネットワークが形成される中,平成16年には瀬戸内海に臨む高松の新しいシンボルゾーンとして「サンポート高松」がグランドオープンしました。 そして,平成17年9月26日に塩江町と,また平成18年1月10日には牟礼町・庵治町・香川町・香南町・国分寺町の近隣5町と合併し,市域375.09ku,人口約42万人を擁する新しい高松市が誕生しました。 今後は,「21世紀の四国の州都を展望した風格ある環瀬戸内海圏の中枢・中核拠点都市 〜グレーター高松の創造〜 海・街・山と人が融け合う元気なまち・高松」を目指し,各地域の特性を生かしたまちづくりに取り組み,地域の活性化を図るとともに,魅力ある都市づくりを進めていきます。 |
●人口 421,131 人 ●世帯数 182,349 世帯 ●面積 375.23 ku ●東西 23.6 km ●南北 35.9 km (H28.2.1現在) |